(解説・書評) 大正13年の白鳥戯曲と秋聲
『徳田秋聲全集月報』29(八木書店)
代表的な自然主義作家である徳田秋聲が「新潮合評会」において正宗白鳥の戯曲を的確に読み込んで、その魅力を指摘している点を取り上げて、秋聲の演劇的感性について考察したもの。