井上ひさし『化粧』の変容―多層構造から自己発見のドラマへ―
『学芸国語国文学』第47号(東京学芸大学国語国文学会)
井上ひさしの代表作である一人芝居『化粧』を取り上げ、その生成とテキスト書きかえの過程を分析し、舞台表現の変容を考察した。また、井上の戯曲作法の変化もみてとれる可能性を示唆した。