幼小連携に対する自治体担当者の認識(2)
日本教育心理学会第53回総会 (於北海道立道民活動センター)日本教育心理学会第53回総会発表論文集, p.395.
自治体の幼小連携担当者の幼小の移行に対する意識や認識を明らかにするために質問紙調査を行った。質的な分析によると、幼小連携担当者は自治体の連携取組経緯、園学校への支援、校園間連携の人的環境体制、カリキュラム、学校園での実施困難の観点から、自治体の連携体制の把握を行っていたことが明らかとなった。今後の課題として、持続可能な幼小連携体制を築いた自治体と一時的な幼小連携事業を行った自治体との違いを明らかにする必要がある。本人担当部分:要旨の執筆と共同発表共同発表者:秋田喜代美、一前春子