幼児の夢理解-非実在的心的状態に関する子どもの理論-
上智大学心理学年報, 26, 101-116.
実験1によると,4-5歳では,夢の虚構性や個別性を十分に理解していない場合も多く,きょうだいや仲のよい友達と夢を共有できるという信念がみられた。実験2によると,子どもは現実と区別して夢を語ることができ,その語りには生き生きとした情動や物語性がみられた。 本人担当分:調査の実施,分析,結果の執筆共著者:田中美早、井手野由季、一前春子、荻野美佐子