児童の仲間関係における意図帰属と対人行動:Dodgeの社会的情報処理モデルによる検討
上智大学心理学年報, 25, 11-17.
児童が仲間の行動を評価し、それを基に対応する過程に及ぼす要因を明らかにした。第1研究では,女子は男子よりも相手の意図を好意的に解釈することが示された。第2研究では,高学年になると相手の意図を好意的に解釈しなくなることが見出された。第3研究では,教師による児童の行動特性の評価と意図解釈の関係を検討したが,明確な関係は見出せなかった。本人担当部分:調査の実施,分析,第2研究執筆共著者:明田芳久、一前春子、三本哲也、大谷保和