保幼小連携に対する保護者の期待と効果の認識―子どもの出生順位と年齢の観点から―
乳幼児教育学研究, 25, 67-79.
保育所・幼稚園・認定こども園の5歳児クラスの幼児の保護者と小学校1年生の保護者がもつ保幼小連携の取り組みの効果に対する認識を検討することを目的とした。子どもの年齢と子どもの出生順位は保護者がもつ連携の取り組みの効果に対する認識に影響を及ぼすことが示された。保幼小連携を進める際には、連携の効果の認識が可能となる過程や保幼小連携の取り組みの性質を踏まえて計画することの重要性が示唆された。本人担当分:調査の実施、分析、論文全頁の執筆共著者:一前春子、秋田喜代美、天野美和子