イオン交換樹脂を用いてフィチン酸除去および脱アミド化したグロブリンをマウスの腸管内に注入し、腸管内カルシウム吸収促進効果への影響について検討した。脱アミド化大豆グロブリンを注入した場合、血液中に移行するカルシウム量は有意に増加し、フィチン酸除去脱アミド化グロブリンは、腸管内カルシウム吸収促進効果があることが示された。食品化学的手法および動物実験による研究である。 P1598-1600 本人担当分:理論解析 共著者:H.Kumagai, A.Koizumi, A.Suda, N.Sato and H.Sakurai