食品の泡沫には、ホイップクリームのに代表されるように、油脂などの疎水性の微粒子が含まれるものがよくみられる。そうした疎水性粒子の泡沫安定性への寄与について明らかにするために、モデル系として卵白アルブミン水溶液に疎水性粒子を件濁した液で泡沫を調整して実験を行った。その結果、疎水性粒子の天下により、Haas&Johnsonのモデル中のパラメータkが変化し、泡沫層の安定化の程度が定量的に評価できた。また、泡沫安定化の機構について、考察を行った。P1823~1829 本人担当分:研究全般 共著者:Y.Torikata、H.Yoshimura M.Kato and T.Yano