保育者養成四年制大学において、初年次の「基礎ゼミナール」の授業で大学の歴史、自己紹介、キャンパスツアー、レポートの書き方、図書館の利用方法、学生生活、就職活動など大学生活の基本的なスキルを学ぶ。また、「教育心理学」の授業は、幼稚園教諭、小学校教諭の必修科目、保育士資格の専門科目となっており、大学1年生の全員が履修する専門科目である。本研究は、2020年度前期の新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大予防の中でオンライン授業(「基礎ゼミナール」のみ16回目に対面授業を実施)を実施することとなった。授業担当者である筆者自身の振り返りと学生の授業評価に基づいて授業実践の分析を行う。