幼稚園における「聴く」活動の意義②―相互主観性に着目して―
日本保育学会 第65回大会 口頭発表
都内私立幼稚園で行ったワークショップ「音の探検隊」における「聴く」活動を取り上げ、音を「聴く」という活動と他者との関係性についてワークショップの動画分析を行った。その結果、幼稚園という保育の場で「音を聴く」という活動の意義として、①他者の経験を介して自らの感覚を拓くこと、②「音」というメディアを媒介として他者との共感性を育むこと、という2点を指摘した。