音楽教育史研究の再検討(3)-誠之国民学校の文書資料にみる当時の音・音楽の諸相-
日本音楽教育学会第33回大会(於:金城大学)
本多佐保美、今川恭子、西島央、村上康子 ほか6名主に東京都文京区の誠之小学校の所蔵資料を基に、国民学校当時の芸能科音楽の授業の実際を明らかにしようとした。さらに、資料の内容を踏まえて、インタビューを行い、当時東京都心の国民学校でどのような授業が行われていたのか明らかにし、高遠国民学校の授業内容との比較を目指した。村上は、当時の授業の様子について、インタビューによって得られたデータをまとめ、和音聴音と、歌唱の指導について明らかにした。