編者:今川恭子
著者:柳田加代、小室亜紀子、赤羽美希、村上康子
(子どもが音楽を聴く場を作る P42-44)
2004年11月に行われた参与観察の中でみられた子ども達の様々な表現を、著者それぞれの視点で考察したものである。村上は、2001年から継続的に行ってきた幼稚園のフィールドワークの成果と過去に行ったミニコンサートを踏まえて行ったコンサートの様子について、その準備段階と当日の様子を紹介し、幼児が音楽を聴くためにどのような働きかけが必要か、そしてどのような場の提供が重要か明らかにしようとした。