音楽教育史研究の再検討(2)―子ども・教師・制度から見る国民学校芸能科音楽―
『音楽教育学』第31巻 第4号 p.49-60
本多佐保美、今川恭子、安田寛,村上康子 ほか2名(4.音楽授業の実際と子どもの受け止め p.57-58担当)長野県上伊那郡の高遠小学校の資料を解読し、その内容を踏まえて、アンケート、インタビュー調査を行った。村上は、当時の授業の様子について、インタビューによって得られたデータをまとめた。制度史の中で明らかにされてきた芸能科音楽の授業内容とは異なる授業像が明らかになっている。