特別養護老人ホーム入所者の5年間の衰退過程
社会老年学No.33p.68~80
衰退モデルを設定し、特別養護老人ホーム入所者の様相を衰退群と非衰退群に分類し、参加観察法によって5年間追求した。衰退群の生存者は、基本的生活機能は徐々に低下したが、身体徴候の変化は少ないのに比して、死亡者の基本生活機能は顕著に低下し、身体機能は多方向に変動した。非衰退群と衰退群は明らかに異なる衰退過程をもっていた。本人担当部分:データ収集(共同研究につき抽出不可能)共著者:工藤禎子、中島紀恵子、北川公子