子ども同士のトラブルに保育者はどうかかわっているか ―発達経験としてのトラブル場面の意義―
日本保育学会第61回大会 発表要旨集 p555
友定啓子・白石敏行・入江礼子・小原敏郎 著幼稚園教諭及び学生が記述した3歳から5歳児のトラブルに関する保育記録(500事例)を分析した。研究結果からは、保育者はトラブル場面にかかわる際に、トラブル解決よりも、子どもへの継続的なかかわりを背景に、人間関係的文脈の中で捉え、個別の発達課題に合わせたかかわりを重視する傾向があることが明らかになった。[担当部分]理論考察、事例研究