"The U.S.-Japan Security Relations and the ‘Grassroots’ Movements in Japan in the 1950s and 1960s"
Public Lecture at The Mansfield Freeman Center for East Asian Studies, Wesleyan University, Middletown, Conn.
連合国による日本占領の終了後の1950年代から1960年代はじめにかけての日本における労働運動や、反核・平和運動、反基地運動、日米安保反対運動などのさまざまな民衆の運動を、戦争の記憶、そしてアメリカの対日政策と日本の「草の根」民主主義の間の矛盾した関係という観点から論じ、アメリカが戦後日本の民主主義をもたらした、あるいは促進したという単純な解釈の問題を明らかにした。