看護学部3年次科目の母性看護学演習、3~4年次科目の母性看護学実習を効果的に行なうため
、ピアエデュケーションを用いたプログラムを作成し、ピアエデュケーターを経験した学生への教育効果を明らかにすることを目的とした。プログラム内容は、技術演習時、ピアエデュケーターとして母性看護学実習を経験した4年次学生が3年次学生に対して技術(妊婦健診、産褥期の観察、新生児の観察・沐浴)や実習での学びを教授した。ピアエデュケーターとして、のべ6名の学生が参加した。技術演習前に、知識の再確認、技術の練習を母性看護学の教員と行ない、1人でプレゼンテーションが出来るまで訓練を重ねた。ピアエデュケーターの役割を担うことで、知識・技術をより正確に習得出来、学生の自信や学習意欲にもつながっていた。