日本において、子育てや家族に関する話し合いをする場として、子育てをしている夫婦を対象とした「夫婦サロン」の運営を続けてきた8年間の活動を報告し、その評価として記録したフィールドノートの分析と、対象者へのアンケート調査をもとに実践を振り返った。結果として得られた内容は、多様な子育て方法について知り得る、孤独感の払拭、精神的安寧を得る、ピアサポート、新たなコミュニティの形成、夫婦関係の再構築、家族の未来を予想するなどがあり、この活動が効果的なものであると評価し得た。
(共同発表者:Y.Kishida , K.Kubo, C.Tazaki, Y. Oikawa)
担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能