共立女子大学看護学部3年生対象の小児看護学援助演習において、講義・実習との整合性および、小児医療の現状を踏まえた項目の設定を行った。事前・事後学習用の「演習ノート」を活用し、技術内容が確認できるようにした。授業開始前に評価表を配布し、各単元の学習目標を示し、学生が主体的に授業に臨めるようにした。わらに、小児看護学援助論のPBLでのペーパーペイシェントを用いた看護展開を行うことにより、状況に合わせた技術の提供を学習する機会とした。単なるタスクトレーニングではなく、現実を再現する忠実度(Fidelity)を高め、判断能力の向上が図れる工夫をした。