武蔵野大学看護学部3年生対象の小児看護実践論(2単位30回)のうち、子どもによく見られる症状の観察と看護・子どもの事故と救急法・感染症をもつ子どもと家族の看護・慢性疾患をもつ子どもと家族の看護の計5回の講義を担当した。
小児医療に関する最新の知見やデータを盛り込んだオリジナル教材を使用し、かつ、指定のテキストとのリンクを図りながら授業を展開した。個人、あるいは小グループでの短いワークを取りいれながら、子どもの状況がイメージできることを目指し、学生自身が授業展開にコミットできるようにし、それらをもとに必要な看護が考えられるようにした。
授業終了時に回収する出席カードのコメントからは、授業中に思考が深まる手ごたえを学生自身がつかんでいることがうかがえ、ポジティブな評価を得ている。