子どもの健康を学校ではどのように把握し守っているのかについて文献検討し以下のことが明らかとなった。教員養成課程や研修では支援方法を学ぶ機会が少ないながらも、試行錯誤しながら対応しており、教育は「病気が治ってから」という考えが根強く残る中、五感を通した把握を心がけていた。他の子どもが慢性疾患の子どもを理解する助けや共にすごせるよう支援していた。しかし校長を代表とする日本的伝統的協働体制での学校運営も多く、実務者間の連携が進みにくい現状もあった。
した。
○杉本晃子・西田志穗・飯村直子・金丸友・原加奈・吉野純