慢性疾患の子どもの学校生活の現状と、子どもが学校生活を送るために行っている家族、学校関係者、医療者の支援に関する文献検討である。
30件の文献を分析し、次の結果を得た。
慢性疾患の子どもが安全に楽しく学校生活送るためには、周囲のサポートが必須であった。しかし、サポート側の担任教師と養護教諭は多くの困難を抱えているがその支援が不足していた。また、家族と学校、学校と医療機関は十分に連携を取れているとは言えない現状が明らかとなった。家族、学校関係者、医療者が十分にコミュニ―ケーションを取り子どもを支援することが望まれる。
◯原加奈・飯村直子・金丸友・西田志穗・杉本晃子・吉野純・西村実希子・三池純代
本人担当部分:分析とその妥当性検討、論文作成支援