難民危機、ブレグジット、米中角逐、ポピュリズム、コロナ禍など、激動する欧州とインド太平洋の新たな国際関係を、国際政治研究者たちが分析した論文集。全326頁。
編者:岡部みどり、共著者:岡部みどり、森井裕一、坂井一成、八十田博人、細田晴子、市川顕、藤嶋亮、中井遼、小舘尚文、今井宏平、湯浅剛、シュウミン、前嶋和弘、植木安弘
本人担当部分「第3章 イタリア 「経営者たる国家」の復活か」(p.69-90)。EUと協調的な実務家が中心となってEU復興基金を活用してコロナ禍を国家主導で克服しようとするイタリアの目論見を分析している。