日本、ドイツ、イギリス、フランス、中国、イタリア、カナダの7カ国のイラク戦争前後の対米外交の共時的比較研究。 全323頁。
編者:櫻田大造、伊藤剛、共著者:櫻田大造、伊藤剛、丸楠恭一、新谷卓、鳥潟優子、小川浩之、八十田博人
本人担当部分:第6章「ベルルスコーニ政権の対応外交」(pp.193-229)を担当。 親米的で派兵に積極的な中道・右派政権と反戦派を内部に抱えつつも条件的支持に傾いた野党中道・左派の対抗を軸に、戦争終結後に治安警察中心の派兵となったイタリアの対イラク政策決定過程を、他の共著者と共通の理論枠組みに従って分析。