「政権交代か?『危機』の内在化か?『第2共和制』のイタリア」
日本比較政治学会(於立教大学)
自由企画1「ポスト・デモクラシーにおける政権交代の意義」における報告。中道・右派政権による司法権への介入などの民主政の危機、メディアの恣意的利用などの「ポスト・デモクラシー」的状況のなかで行われた2006年のイタリア総選挙を分析。財政政策の行き詰まりから議論されながら、選挙制度や政党システムに根ざす原因により大連立が形成しにくい状況を解析。