(依頼原稿)「欧州民主主義の停滞示すイタリア総選挙」
『公明』2006年6月号(第6号)
新選挙法の影響と財政政策論戦により大接戦となった2006年のイタリア総選挙を、やはり選挙での大接戦を経て大連立政権が成立したドイツとの比較を交えて分析。大連立が形成されにくいイタリア国内の政党システムの問題点を指摘するだけでなく、21世紀に顕在化した欧州民主主義全体の制度疲労、停滞の兆候を析出しようと試みたもの。 pp. 38~43