「『右』の映像、『左』の映画 モレッティの『カイマーノ』を手がかりに」
日本政治学会(於明治学院大学)
企画委員会企画1「『映像の政治学』は可能か?」における報告。中道・左派支持者ながら右派を含む広範な市民勢力を結集した議会外デモ「ジーロトンド運動」の中心的存在となった映画監督モレッティ制作のベルルスコーニを批判する映画『カイマーノ』の分析により、「ベルルスコーニ現象」と呼ばれるポピュリスト政治の危険性を考察する試み。