岡崎女子短期大学幼児教育学科の専任講師として「情報基礎演習（第一部、第三部）」「こどもの研究Ⅰ（１部）」（教養科目、1年次配当、通年、必修2単位）「子供の研究Ⅱ（必修）」「卒業論文（選択）」（専門科目、第一部2年次配当、通年、2単位）「総合演習」（専門科目、第三部3年次配当、通年、必修2単位）の授業に対して助成を受けた。
これまでの高等教育における情報教育は、画一的な情報リテラシーの習得に偏向していた。情報リテラシー教育が中等教育へ組み込まれた近年では、高等教育に求められるものは、画一的な情報教育ではなく、各専門に応じた情報教育である。本計画では、保育者養成機関として、保育の現場で積極的にマルチメディア機器を活用し、感性豊かに幼児教育を実践できる能力を育成する、保育者向け情報教育教授方略の確立を目的とした。
以下に実践内容の一例を示す。電子紙芝居、クレイアニメーションなど、幼児向け映像メディアの製作指導法術の確立。幼児向け立体絵本、彩色折り紙など、手作りとマルチメディア機器の融合作品の製作指導法術の確立。習得した遊具、教材などの製作手法をデジタルアーカイブ化し、Webにて知の共有をする指導法術の確立。
