谷田貝雅典,坂井 滋和,永岡 慶三,安田 孝美"高等学校理科教育における視線一致型TV会議システムを利用した遠隔学習環境における協調学習"日本教育工学会第26回全国大会講演論文集,pp.565-566
日本教育工学会第26回全国大会講演論文集pp.565-566
本研究の目的は,これまでに研究事例のない,視線一致型TV会議システムを利用した遠隔協調学習環境における,ディベート学習の実践と教育効果を測定・評価することである。本研究は,対面学習環境,画面サイズ15インチおよび30インチの視線一致型TV会議システム利用環境,同画面サイズの視線が合わない従来型TV会議システム利用環境の5つの学習環境で実施し,実対面と両遠隔学習環境の比較,および視線一致型と従来型における画面サイズの比較検討を行ない,以下の結果を得た。学習達成度において,対面と視線一致型の差は無く,従来型は学習達成度が低下し異質な学習環境となった。従来型の学習達成度の低下は,画面サイズを大きくすると軽減できる傾向がある。本人担当部分:本人が全研究を実施研究代表者:谷田貝雅典 共同発表者:坂井 滋和共同発表者:永岡 慶三共同発表者:安田 孝美