視線一致型TV会議システムを利用して,早稲田大学と岡崎女子短期大学間を接続し,視線が一致する環境と一致しない環境における,遠隔交流型協調学習を両大学の卒業学年学生に対し実施した。本研究では,学習者間のコミュニケーションや,学習コミュニティーの形成に十分配慮し,非課題型交流(言葉・手あそびなど),課題型交流(課題討論など),協調学習支援(SNSをCSCLとして活用)を行った。質問紙調査の結果から,視線が合わない場合に比べ,視線が合う場合には,親近感が沸き,コミュニケーションが円滑に行えるなど,視線が合うことが重要な要因であることが分かった。
本人担当部分:本人が全研究を実施
研究代表者:谷田貝雅典
共同発表者:永岡 慶三