谷田貝雅典,坂井 滋和"視線一致型TV会議システムを用いた遠隔教育の効果測定（第2報）‐学習者特性に応じた教育効果の分析"教育システム情報学会第32回全国大会講演論文集,pp.150-151

これまでの研究成果から，TV会議システムを利用した一斉講義における遠隔授業は，教授者と学習者の視線が一致し，視線や表情を中心とするﾉﾝﾊﾞｰﾊﾞﾙ コミュニケーションの成立が，学習者の主観学習評価や理解度に正の影響を示す重要な要因であることが示された。しかし，個々の学習者により，効果に差異が生じることは必然である。よって，基礎学力，性格(劣等感，学校適応など)，授業中の教師への視線欲求や飽き，などの学習者特性を定め，個々の学習者特性に応じた，視線一致または不一致環境における遠隔授業と対面授業の教育効果を，共分散構造分析手法でモデル化した。
本人担当部分：本人が全研究を実施
研究代表者：谷田貝雅典　
共同発表者：坂井 滋和