視線一致型及び従来型テレビ会議システムを利用した遠隔授業と対面授業の教育効果測定;日本教育工学会,論文誌30巻,2号,pp.69-78(査読付)
一斉講義形式による,視線一致型テレビ会議システム,従来型(視線不一致)テレビ会議システムを利用した遠隔授業と,対面実授業における教育効果の比較分析を行った。結果,以下のことが明らかとなった。「ノンバーバルコミュニケーション」は主観学習評価および客観学習評価に対し正の影響を与える。視線が合わない学習環境では,学習者に学習活動の負荷を与える。視線が一致する遠隔教育は,対面一斉講義の教授方略が適用できるが,「飽き」に関する対策が必要である。本人担当部分:全文本人が執筆共著者:谷田貝雅典 坂井 滋和