伝統技術である和服の構成や技法の習得及び学術的な理解への実践
講義科目「伝統染織技法実習(和裁I)」「伝統染織技法実習 (和裁II」「伝統染織技法実習(和裁Ⅲ)」において、日本の伝統的衣服「和服」の構造と縫製について理解を深めさせるため、洋服との違いを比較し、その特徴を明らかにする。和服を制作することで、和服の構成上の特徴や、和服に使用されている伝統技術を習得させる。また実物資料を用い和服の構成や技法、服装史的知見からの説明を加え興味を促す。この授業を通して制作技術の習得だけでなく、平面構成である和服を学術的に理解できる試みを実践している。