<講演>「女子教育草創期に見る女学生の服装 ー共立女子職業学校と他の女学校との比較ー」
共立女子大学公開講座
本学は130年の歴史があり、女学校設立は教育草創期に位置付けることができる。その中で、当時の女学生は袴の着装にあこがれており、明治30年ごろより一般的に多くの女学生が着装するようになる。しかし本学は学校の方針が華美を嫌い質実であるため着装開始は明治36年前後と、他の女学校より遅い時期の着装開始となる。学校の特徴により当時の女学生の装いも異なることが明らかとなった。