本研究は、地域連携・産学協同プロジェクト「2016 浴衣スタイリングショー」の取組みを通しての教育効果と成果を検証し、今後の被服教育の可能性を探る。このプロジェクトの成果は、まず参加学生からは、授業での知識と技術を作品に生かす機会、地域や企業の方々との貴重な経験、生地にプリントする過程等の知識習得、産学協同ならではの学びとなったと建設的な意見を得ることができた。次にショーを観た学生からは、浴衣のスタイリングについて新しい提案・表現と高い評価を得た。発展的に進化する企画として期待できる。宮武恵子 大塚絵美子 長谷川沙織 田中淑江