着物の仕立替えの可能性-アンティークの子ども物から大人物へ―<査読付>
服飾文化学会誌<作品編>Vol.6 No.1 pp.15~20
Vol.6
№1
日本では財産として価値ある衣服すなわち着物を引き解き、継ぎ合わせ、再生する技術が伝承されてきた。ここでは親が子どもを思い誂えたアンティークの可愛らしい柄の着物数枚を引き解き、デザインを検討し、若者の個性と美意識を取り入れた、若者の体格にも合わせた着物へと有効活用することの可能性を明らかとした。 長谷川紗織 田中淑江