高等学校家庭科における和服に関する学習内容の検討ー高校生の意識調査と教科書内容の比較ー
共立女子大学家政学部紀要
第65号
高等学校家庭科における和服に関する授業計画において、課題を明らかにするため、分析を行った結果、高校生は着物に対して好意的ではあるが、知識はほとんどなく、幼い頃の着用経験のみである。そのため授業では基礎から丁寧に具体的を資料を用いて教える必要があり、教員の着物の関する豊富で正確な知識が必要とされる。今後、高等学校学習指導要領に和服に関する学習が明記され時間の確保が必要である。伊東奈々 田中淑江