近世前期子供用服飾品の縫製・染織技法・模様構成に関する研究ー共立女子大学所蔵「伝豊臣秀頼所用・紅練緯地草花霞模様肩裾四つ身残欠」の修復・復元ー
共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀要
第25号
本学博物館資料の桃山時代の染織資料3枚が和紙に裏打ちされ資料を服装史・科学分析・修復技術の側面から調査分析、実践することで、桃山時代の子ども物の小袖に復元することが出来た。本作品は数少ない桃山時代の作品として次世代に染織品としての価値を継承する存在となった。田中淑江 後藤純子