「半纏の構造的展開-和と洋の構成から創る羽織物-」
服飾学研究
Vol.3,
No.2
シンプルな形状の半纏を和の要素を残し、洋服にも違和感なく装える羽織物として、和服の直線、平面の構成に立体構成の要素を取り入れ提案した。和裁技術だけでなく洋裁技術を取り入れることで素材を生かし、フレアで立体感を出し、多様な形状の羽織物へと導くことができた。羽織物を洋服、和服どちらにも羽織らせてアンケート調査もしたところ、どちらも素敵だという良好な意見が多く見られ、新たな羽織物の一つとして提案ができた。髙橋由子 宮武恵子 増田貴史 杉山歩 田中淑江