消された秀吉の真実
柏書房
山本博文・曽根勇二と共編。本書の企画・編集にあたった。豊臣秀吉関係文書を精読し、その文書写真を掲げて開設するとともに、そこから読み取れる政権像・社会像をわかりやすく叙述した書籍。徳川史観と呼ばれる江戸幕府の将軍神聖化・絶対化工作によって創り上げられたイメージの打破をはかった。執筆者は、山本博文・鴨川達夫・光成準治・曽根勇二・堀新・金子拓・佐島顕子・堀越祐一・矢部健太郎・清水亮。本人執筆部分は、「豊臣秀吉と『豊臣』家康」(p151-p182)。