織豊期王権論
東京歴史科学研究会第34回大会(於早稲田大学)
従来、対立と緊張の基軸として織豊期の公武関係の分析がなされてきた。しかしそれは誤りで、織豊期の権力構造の特質を、公武結合王権という分析視角でとらえることを提唱した。織豊期に王権構造の転換があり、そのキーワードは「武威」である。