東アジア世界の変動と壬辰倭乱
韓日文化交流基金・東北亜歴史財団シンポジウム「壬辰倭乱と東アジア世界の変動」(於韓国麗水 YEOSU Ocean Resort)
豊臣秀吉の行った壬辰倭乱(いわゆる文禄・慶長の役)の歴史的評価をめぐり、日韓の研究者がその歴史的背景・その後の社会変動などについて報告・討論をおこなった。日本側の報告者は、北島万次・堀新・久芳崇・米谷均。「東アジア世界の変動と壬辰倭乱」というタイトルで、織田信長の大陸侵攻構想から豊臣秀吉の国内統一戦争における自己正当化の論理をあとづけ、その延長線上に「唐入り」があることを論じた。