2003年の歴史学界における歴史理論・日本史・西洋史・東洋史の各方面の成果をあげ、その成果と問題点を回顧し、今後の研究潮流を展望する。全414頁。編者:財団法人史学会(会長五味文彦)。共著者:紙屋敦之、堀新、下重清、谷口眞子、高部淑子、久保貴子、米谷均、深瀬公一郎、松本和也、加藤貴、吉田正高、斎藤悦正、斎藤善之、西脇康、須田努、中川和明、川崎史彦、椙山聖子、靱矢嘉史、泉正人、早田旅人ほか。本人分担部分:「日本近世史(織豊期)」p112~114。織豊期研究の全般的な活性化状況を述べ、それと同時に研究分野が政治史に偏りつつあることなどを述べた。