(書評)橋本政宣著『近世公家社会の研究』
『織豊期研究』5号
織豊期から江戸期にかけての朝廷の存在形態と、武家政権との関係を論じた研究書の書評。とくに綿密な史料採訪と史料分析に裏付けられた重厚な研究内容を評価するが、理論家にさいしての「飛躍」の問題点を指摘した。P44-53。