目次
序 金子拓
第一部 「首巻」の研究
牛一の推敲について―「首巻」における伝本間の異同を中心に― 和田裕弘
再考・桶狭間合戦―天理本・個人蔵本を中心に― 桐野作人
コラム1 『信長記』研究の課題 和田裕弘
第二部 『信長記』編纂の研究
『信長記』編纂の要件―越前の一向一揆を糸口として― 杉崎友美
太田牛一著『信長記』の日付けについての考察―日付けに疑問のある項目の指摘― 谷口克広
コラム2 名古屋市博物館所蔵『信長記』の紹介 金子拓
第三部 太田牛一自筆本の研究
『大かうさまくんきのうち』の執筆目的と秀次事件 矢部健太郎
太田牛一自筆『太田牛一旧記』について 金子拓
コラム3 芝村藩織田家に伝わった未紹介の信長文書 和田裕弘
コラム4 滝川一益の前半生 金子拓
第四部 信長権力と『信長記』
織田信長の桐紋拝領と「信長公記」 堀新
「鉄ノ船」の真相―海から見た信長政権― 黒嶋敏
コラム5 信長と大砲 桐野作人
【付】史料紹介『別本御代々軍記』(太田牛一旧記) 金子拓
あとがき
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