織田信長と勅命講和
歴史学研究会編『シリーズ歴史学の現在7 戦争と平和の中近世史』(青木書店)
織田信長が1580年に本願寺と結んだ勅命講和(天皇の仲介による講和)を他事例とあわせて分析し、天皇に軍事指揮権があるとみなす先行研究を批判した。軍事指揮権は一貫して武家政権にあった。