(学会報告)模範的言語政策?―ドイツ第2帝政期アルザス・ロレーヌ言語教育政策の再検討
「歴史と人間」研究会(於一橋大学)
ドイツ統治下のアルザス・ロレーヌにおける言語政策について、しばしばその穏健性が強調される。この報告では、この穏健性がどの程度当てはまるのかということについて、言語圏の認定の問題、フランス語の社会的認知、教育政策の展開などから多面的考察をおこなった。