(学会報告)ドイツ化・近代化・世俗化―併合初期(1871~1879年)エルザス・ロートリンゲンの初等教育政策」
第45回日本西洋史学会(於山口大学)
普仏(独仏)戦争後ドイツに併合されたアルザス・ロレーヌにおける教育政策の展開を、併合初期の10年間に絞って考察。ドイツ的教育制度の導入が、一方で近代化を目指しつつも、同時にフランス的制度との相違ゆえに政治的対立をもたらすものであったことを示した。