1919年から1933年までに書かれた代表的なアナーキズム評論・詩集、藤田貞二編『社会主義論集』(ブルドツク社、1919年)、小野十三郎『半分開いた窓』(太平洋詩人協会、1926年)、岡本潤『夜から朝へ』(素人社書屋、1928年)、室伏高信『無政府主義の話』(誠文堂、1930年)、小野十三郎『アナキズムと民衆文学』(解放文化盟聯出版部、1933年)の解説と解題。とくにモダン都市とアナーキズムの関わりという観点から述べている。また詳細な関連年表と主要参考文献を付す。「エッセイ」「解題」「関連年表」「参考文献」p639~721