共立女子短期大学文科日本語・日本文学専攻の「近代現代文学講義」、慶応義塾大学文学部の「国文学」(2004年4月~)では、共編著である『読むための理論』(世織書房、1991年)を教材として使い、文学に限らず、ディズニー・アニメ、山口百恵神話、ファミコンゲーム等、非=文学的なテクストも積極的に取り上げ論じている。その際、文学テクストの副教材として、夏目漱石から、江戸川乱歩、村上春樹まで、文化と小説を読み抜くのに適した本文の箇所をプリントし配布している。また、非言語的テクスト理解のためには、ビデオ、CDなどを編集して使っている。